諫早湾締め切り前後の光江橋付近の河床変化

諫早湾の目次
諫早湾締め切り後の本明川の河床変化

 光江橋(みつえばし)は諌早市街地のほぼ下流端に位置しています.200-300mほど下流のほうに進むと人家が途切れ,水田地帯となります.

1996年12月22日

 締め切り前の状況です.干潟が露出し,岸近くにヨシが広がっています.大潮のときはヨシの根元の白っぽい部分の高さまで潮が上っていました.ほかの4枚の写真とカメラの位置が違うので,注意してください.写真中央が光江橋です.

1997年4月19日

 締め切り5日後です.干潟が乾燥してひび割れが生じ始めています.3km800距離標の位置から上流に向かって撮影してします(以下同じ).

1997年6月21日

 締め切り2か月後です.乾燥が一段と進み,低水路(平常時に水が流れるところ)沿いの干潟が浸食され,低水路内では石ころが露出しています.水際近くの干潟にはわずかにヨシ以外の植物が生え始めています(光江橋橋台の左側がとくに目立つ).

1997年12月29日

 締め切り8か月後です.イネ科植物を主体とした植物が一面に広がっています.右岸(写真では左側)では工事のため,裸地があります.

1999年6月8日

 締め切り2年後です.植物の種類が増え,大型のキク科外来種も見られます.低水路にも植物が侵入しています.右岸も一面に覆われています.

 2km400付近から上流向き  半造川合流点付近


このページを含む<諫早湾と防災>閉鎖保存版は有明海漁民・市民ネットワーク事務局が著作者から全面的な管理を委ねられ、独自に複製・配布・公開しています。著作者は諫早湾の問題からは手を引いており、質問等は受け付けていません。

http://www.fsinet.or.jp/~hoteia 制作・著作 布袋 厚 1999年