流量・水位と有明海潮位の関係を調べる方法

諫早湾の目次
降水量をもとに計算した水位と実測水位・潮位を比較する方法 建設省実測データによる検証

グラフの見方

 埋津の流量・水位および大浦(有明海)潮位の関係を見るにはグラフを使います.横軸に埋津の流量,縦軸に埋津の水位をとり,建設省の観測値を記入します.このときの大浦の潮位で色分けします.潮位が高いほど赤,潮位が低いほど青に近い色を使います.

 たくさんのデータを記入していくと,潮位の影響があれば,赤っぽい色が上に並び,青っぽい色が下に並びます.影響がなければこのような規則性は出てきません.なぜ,そうなるかという理由はアニメーションで説明してあります.

 実際のグラフは年毎に分けてあります.河道の状態が年数の経過とともに変化して,流量と水位の対応関係も変化するためです.また,一般的に増水時よりも減水時のほうが少し水位が高くなりますが,今回調べた資料で目立った差はありませんでした.

埋津の水位にたいする有明海潮位の影響

アニメーションが表示されないとき


このページを含む<諫早湾と防災>閉鎖保存版は有明海漁民・市民ネットワーク事務局が著作者から全面的な管理を委ねられ、独自に複製・配布・公開しています。著作者は諫早湾の問題からは手を引いており、質問等は受け付けていません。

http://www.fsinet.or.jp/~hoteia 制作・著作 布袋 厚 1999年