公園堰付近の浸食防止対策

1999年洪水前後の改修工事

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本明川の改修見出しページ

 ここは本明川河口から5.1kmの距離に位置し,諫早湾の締め切りまでは,大潮時にここまで潮が上っていました(これを根拠に「洪水と満潮が重なると水害がひどくなるので,諫早湾の締め切りが必要」との論理があります.この論理は単なる空想に過ぎず,水理学の計算により,市街地の洪水と満潮とは何の関係もないことが確認されています).

 堰の部分で水が段落ちになるため,流速が大きくなり,浸食が起こりやすいので,これを防止するために堰の両岸で護岸を強化する工事が行われています.

 また,堰の下では1999年の洪水で河床のブロックが一部洗掘されたため,並べなおしが行われています.


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長崎自然史仮想博物館 制作・著作 布袋 厚 2000年