測量年月日 1997年5月6日・1998年5月26日・1999年5月2日・2000年5月4日・2001年5月23日
全体が砂礫質です.写真右側のコンクリート物体が,砂礫に埋まっていくようすが,良くわかります.また,グラフでは,水平距離
20m付近にある高まりが1997年の測量成果に出ていないのは,ここに測点を取っていなかったためです.同年の写真には高まりがはっきりと認められます(年ごとに陸に向かって移動しているようすもわかる).
複数の場所で別個に聞いた話では,古部から田内川にかけて,諫早湾の締め切り後,砂礫の打ち上げが激しくなり,たびたび河口を塞いで,重機で除去しているということです.
測量にあたっては国土地理院の水準点と測量成果を使用し(承認番号 平8九公第466号),調査地点の近くに複数の基準点を設定しました.
このページを含む<諫早湾と防災>閉鎖保存版は有明海漁民・市民ネットワーク事務局が著作者から全面的な管理を委ねられ、独自に複製・配布・公開しています。著作者は諫早湾の問題からは手を引いており、質問等は受け付けていません。
長崎自然史仮想博物館 制作・著作 布袋 厚 2001年