<第一期> |
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97年4〜6月 |
ギロチン直後に水門開放の世論沸騰するも、橋本政権は開門を拒否し、工事続行 |
<第二期> |
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01年1月 |
大規模赤潮によるノリの色落ち被害を機に佐賀・福岡・熊本の三県漁連が水門開放を求め始める |
3月 |
ノリ不作等対策関係調査検討委員会が開門調査に関する見解を発表 |
12月 |
ノリ不作等対策検討調査委員会が短中長期の開門調査を正式提言 |
02年4〜5月 |
短期開門調査実施 |
03年3月 |
委員全員が官僚出身者からなる中・長期開門調査検討会議(農水省・水産庁OB5人、建設省OB1人、環境庁OB1人)設置 |
12月 |
中・長期開門調査検討会議、中・長期開門調査に賛否両論を併記しながらも全体として否定的な報告書をまとめる |
04年4月 |
佐賀、福岡、熊本の3県漁連の漁民約800人が、150隻の船で海上デモをし、中・長期開門調査を要求 |
5月 |
亀井農水相が中・長期開門調査の見送りを表明 |
<第三期> |
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08年 4月 |
原告弁護団・漁民ネットなどが東京有楽町街頭で開門を求めるパンフを配布 |
4〜6月 |
「公共事業をチェックする議員の会」勉強会において、水門開放が困難な理由についての討論が繰り広げられ、農水省主張に科学的根拠のないことが明らかに(主張対照表参照) |
6月 |
開門を命ずる佐賀地裁判決(判決要旨)。 |
7月 |
若林大臣談話で、控訴する方針を明言すると共に開門調査のための環境アセスメントの実施を表明 |
9月 |
農水省が「潮受堤防の排水門の開門調査に係る環境影響評価の指針(要領)」を発表 |
11月 |
長崎県が開門に反対するための宣伝パンフを発行、漁民ネットがこれを批判するパンフを発行 |
09年4月 |
九州農政局が熊本市で開催した説明会において、方法書骨子(素案)を公表すると共に意見の募集を開始。(弁護団意見書、研究者意見書、漁民ネット意見書) |
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原告弁護団と漁民ネットが説明会会場前でチラシを配布すると共に、説明会後に農水省案への対案を記者発表 |
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漁民ネットが議員・行政向け提案チラシ配布 |
6月 |
漁民ネットが漁業者向けチラシ作成 |
7月 |
農水省が交渉において、「関係者の合意があればアセス途中での対策工着手の可能性」に言及 |
9月 |
九州農政局が募集していた開門アセス方法書へのパブコメ締め切り。弁護団・日本海洋学会海洋環境問題委員会の委員・漁民ネット・ラムネットなどが意見を提出。 |
2010年3月 |
九州農政局が開門調査アセスの方法を決定したと発表(決定された方法書)。 |
4月 |
政府与党検討委(郡司座長)が「開門が至当」とする報告書を赤松農相に提出。 |
12月 |
福岡高裁が再び常時開門を命ずる判決(判決要旨)。菅内閣はこれを受け入れ、開門実施が法的に確定。 |
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